古代人は火山の噴火や落雷による火事から火を手に入れていました。

やがて木と木の摩擦や金属と石との衝撃によって自ら火を生み出すようになり、
1827年にイギリスのウォーカーによって今のような形のマッチが作られ、
その後、小箱の側薬にマッチを擦りつけて着火する安全マッチが1855年にスウェーデンで発明されました。

日本では1875(明治8年)に清水誠が国産マッチの生産を開始し、
明治・大正時代にはスウェーデン・アメリカと並ぶ世界3大マッチ生産国となりました。

この「マッチの世界」では約150年に及ぶマッチの歴史やマッチに関する雑学、
マッチラベルコレクションをご紹介する「バーチャルミュージアム」の他、
マッチのイベントや業界の活動内容などの情報を発信していきます。

バーチャルミュージアム

ここは、一般社団法人日本燐寸工業会が運営する「マッチ」のミュージアムです。
マッチの歴史や雑学などマッチに関する様々な情報をご覧いただけます。

常設展示コーナーでは、日本燐寸工業会が所蔵する約4万点のマッチラベルコレクション
「蘭渓文庫(らんけいぶんこ)」の中から、明治時代から戦前までのものを中心に、
選りすぐりの作品をたくさんご紹介いたします。

Recommend

特別なひと時は 一本のマッチから